Nothing is permanent.

事業売却、離婚を経て、小さな自分と向き合いながら旅に出てます。

バンコクの熱気と心の中。

今はタイにいます。

 

書きたいこと、消化したいことがたくさんあって

 

焦っています。

 

そして「落ち着かなきゃ、落ち着かなきゃ・・・・」

 

で、また焦る。

 

どうしようもない(笑)

 

 

 

 

 

先日、同じ宿で出会った24歳の女の子と

 

一日、バンコク市内を観光した。

 

 

私たちはとにかくよく歩き、

 

一向に進まないバスに乗り、

 

お互いのこと、想っていることをたくさん話した。

 

彼女は現在、大学院でお米の研究をしていて来年から社会人。

 

彼氏のこと、友達のこと、自分の人生のこと・・・

 

彼女が話すその言葉は常に自分の足元を見つめながら

 

いい感じに力が抜けていて、 

 

彼女が話す一つ一つが

 

バンコクの熱気と一緒に

 

私の中に入ってきて胸をしめつけた。

 

 

 

その言葉を再現したくてずっとこのblogの前で

 

何度も文章にしようと試みてるんだけど

 

言葉にするとちっぽけで

 

ちょっと嘘くさくなって、うまくまとまらない

 

けどとにかく綴ってみようと思う。

 

 

 

 

  

私は色んなことが不安で、

 

自分自身のことを信じられないまま生きてきた。

 

 


私はこの世の中に生きていていいのか、

 

私は愛される価値がある人間なのか・・・・

 

私はいつも何かに怯え、

 

不安で、だからそれを目に見える形にしたくて

 

たまらなかった。

 

だから

 

社会の役に立てると自分が信じた仕事を

 

懸命にがんばり、

 

「数字」という目に見える形にして

 

勝手に「私」の価値を測っていた。

 

ただ、測定というのはとても残酷で

 

どんどん、

 

「もっと、もっと頑張ろう。

 

もっと頑張って、社会にも認めてもらえるようになったら

 

私はもっと生きてていいって

 

安心できるはずだ。」って

 

本当は人の価値も愛情も測れないものなのに

 

私はそこを履き違えたまま

 

がむしゃらに頑張り、

 

走り続け、

  

7年の間に身体と心から何度もSOSが出ていたのに

 

無視し続けた結果、

 

今度はパートナーとのことも

 

同じ根っこで問題が出てきて

 

積もりに積もっていたものの総決算として

 

身体も精神も今年の1月に大きく壊してしてしまった。

 

 

 

 

24歳の彼女の話す内容は

 

そんな私のことは知らないし、

 

意図してなかったと思うけど

 

 

まるでその私に

 

「苦しい時は休もうね、もう頑張らなくていいよ。」

 

「大丈夫だよ。自分を信じてあげてね。否定しないでね。」

 

「人生で大切なことを履き違えないで」 

 

 って言ってくれてるような

 

私にこれからの新しい道をそっと優しく見せてくれた。

 

 

 

 

もう何かを測ろうとしなくていい。

 

大丈夫。

 

そんなことしなくても

 

私は愛されているし、世の中に生きていていい。

 

 

大丈夫。

 

 

まだそんな風に信じられない日もあるけど

 

それもまた、大丈夫。 

 

 

 

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仏塔美しかったな。