Nothing is permanent.

事業売却、離婚を経て、小さな自分と向き合いながら旅に出てます。

行動すること。

チェンマイで旅行会社を経営する

 

ヌーさんとお夕飯をご一緒させてもらった。

 

(岡部さんには多大な感謝。) 

 

ヌーさんは旅行業に限らず、

 

コムローイを自分のところでプロデュースしたり、

 

コンサートを開こうとしたり、

 

一つの枠に止まらず、

 

どんどん新しいことに

 

チャレンジしている40歳の女社長だ。

 

彼女はビールをぐいっと飲んでこう言った。

 

 

「なんでもチャレンジしてみないと

 

分からないでしょう?

 

行動してみて初めて、

 

色々なことが見えてくる。

 

ここがいいな、ここは違うな、

 

ここはもう少し勉強が必要だな・・・とか。

 

そういうのもただ、行動をしないで

 

頭の中だけで考えてても

 

なーんにも見えてこないもの。

 

まずは行動してみること。

 

行動しないと何も始まらないわ。

 

頭の中だけじゃ、

 

ビジネスなんでできないのよー!」

 

彼女は愉快そうに笑った。

 

 

 

 

これはビジネスもそうだけど

 

人生もそうだと私は思う。

 

 

 

 

 

 

「私は自分の足で自分の人生を歩みたい」

 

そう決意したのは私が24歳、娘が4歳の時。

 

 

 

それまでの人生は

 

ただ、周りに流されるように生きて、

 

自分の好みも得意なことも

 

考えたことがないくらい、

 

私はどうしようもないほど

 

自分の人生を放棄していた。

 

 

 

何も変えようとせず、

 

じっとその場に立ち止まっては

 

「人生ってそんなもんでしょ」と

 

ただ、ただ、世界を斜めに見ては

 

空っぽの自分を隠していた。

 

 

 

 

 

 

だけど私はもう自分の人生を

 

誰かの手に委ねたままにしたくなかった。

 

 

 

私は何が好きで、何に喜び、

 

どんな人生を歩みたいのか

 

生まれて初めて考え、

 

人生と自分について向き合いはじめた。

 

 

だけど考えても考えても

 

大した考えは浮かばなかった。

 

 

 

「んーー・・・。

 

私は何が好きなんだろう?

 

あっ。人と話すのは大好き!」

 

 

「朝、カフェでゆっくりするのも好きだなぁ・・・。」

 

 

「じゃあ、朝ごはんのカフェでもやろうかな?!」

 

 

・・・・

 

全くもって低レベル(笑)

 

こんなことしか思い浮かばなかったけど

 

 

 

私はOLを辞め、

 

オーガニックカフェに勤めはじめ、

 

そのうちに店長を任せてもらうようになり、

 

無農薬農家さんの畑で出会った野菜の

 

美味しさと命あふれるパワーに感動し、

 

「これはカフェなんかやってる場合じゃない!

 

こんなにパワーがある野菜そのものを販売したい!

 

そして子ども達の腹の底から元気にするんだ」と、

 

新しい情熱を燃やし、

 

 

小さな軽トラックを買って

 

オーガニック野菜の

 

移動販売を始めた。

 

 

 

その後、それと並行して

 

オーガニック野菜の講師、

 

ファーマーズマーケットの運営、

 

講演活動など活動を広げ、

 

お店を構えることができた。

 

 

スタッフさん達とお客さんと

 

一緒にお店を育て、

 

(ここでの時間は私の大切な宝物です。

 

本当に皆々様ありがとう)

 

 

地元の企業にオーナー権を売却し、

 

世界一周旅行に出ている(←今ここ)

 

 

 

 

 

行動して、景色が動いて

 

学び、喜び、反省し、

 

笑って、泣いて、ワクワクして・・・・

 

動いたからこそ、見えたもの、

 

感じられたことがたくさんあった。

 

 

 

人生は行動の連続で出来ている。

 

立ち止まっているだけでは

 

見える景色は全く変わらない。

 

自分から歩みを進めて

 

初めて景色は流れ、

 

風向きが変わるのだ。

 

 

 

 

私がヌーさんの歳になるまであと7年。

 

7年後の私もヌーさんみたいに

 

新しいことにまだまだチャレンジして

 

新しい景色を見ていたいな。

 

 

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チェンマイの路地ってどことなく日本と似ていて、落ち着く〜。